今、やっと一曲終わって二曲目です。
二曲目は有難い亊に自分が義太夫を習いたいと思ったきっかけになった曲です。
知人の知人の義太夫をやっていた方のライブで「この恨み~」というフレーズを聞いて「僕もあれ言いたい」と思ったのが義太夫をやりたいなと思った切っ掛けでした。
この恨み~のところまでまだ行けないのですけど。
日本の伝統を習い始めたのはやはり海外に長くいたことが切っ掛けでした。
私たちは自分達の土地とバクテリアを通してつながっている。 その土地、その土地に生きている伝統的な芸能や文化、食べ物、習慣、思考もすべてその土地が持つ「何か」が人間というチャンネルを通して出てきたもの、具現化したものだと思います。
人間と土地という風に二項対立的に考えずに土地そのものの文化的表現がその土地に生きる文化であり、習慣であり、食べ物なのだと思います。
文化も生き物だと思います。西洋の消費主義が日本文化とブツカリ混ざり、古来の日本文化はヒョロヒョロになっていきそうでしょうか? 人々の意識に残らないものは消えていく。 跡形も無く。 でも古来の人達がここ日本の土地で息をして世界を見て感じ取って形や音にしてきた伝統芸能を自分の息や体で感じて生きないなんて勿体ない!!
ワンガリ・マータイさんもモッタイナイと言っています
日本には「もったいない」という素晴らしい言葉がありま~す。
日本の文化も深めていくと本当に本当に自然にアーユルヴェーダ的なものが沢山、沢山アリマ~ス。
日本の文化には昔から興味はありました。
海外にそこそこ長くいたので、自分の国の亊をなにもしらないななんておもってました。
それで日本の音楽を聴き始めたら凄かったんです。
そしたら「こんなに、こんなに、アナーキーな音楽が、こんなにパンクな音楽が、スッゲー音楽が・・・・・」となりました。 雅楽とかも相当ヤバいし。最近、又、興味がでたのが鼓。だってあの「イヨーーーーー!!、 ほーーーー!!」の声はぶっ飛んでます。
どういう感じになるかといえばもう↓↓↓↓です。
僕はガラスの仮面を読んだ亊ないんでうけど↑↑↑↑のような気持ちでした。
(白目を剥くという亊は聞いていた)
色々とパンクとかもメタルとかもハードコアとか電気でピコピコなっている音楽とかJAZZとか色々と聞いて聞いて「一番、新しくてチョ~、ヤッヴァ~ィ」となったのが何と日本の音楽でした。
その中でSHOUTする、感情をこれまでかこれまでかと高める義太夫。
シタール奏者のヨシダダイキチさんが言うには「二つに割り切れない」気持ちの状態を義太夫は表現する。
以前聞いた解説だと「息子を愛している、でもこの息子を生かしておいてはいけない」と悩む父親が鳴き声とも発狂とも言えない声で「オエオエオエオエオエオエ~ギャ~、ジュバ、ジュギャギョギョギョ~。ミュジェー。sfハオwシdfジャアsjdナイdシャlスdfハsd」みたいな声だすそうなんです。
そういう心の底からの色々な感情が入り混じった声をだしながら息子を殺してしまう・・・・・・・みたいな話があるそうですよ。
凄い凄い激しい音楽なんです。
その義太夫を教えている僕の師匠が今日、演奏会をやります。
そのような訳で今日は仕事後に義太夫をみに行ってきます。
ワクワクです。
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