昨日はまた立川の先の家に帰りました。
新宿で講義を終わらせて、その後に吉祥寺で打ち合わせ。
20年も前の亊になりますが吉祥寺には毎日通いました。
本当に毎日、いました。休みの日までいました。
今ではロンロンも無くなってatreになっていて「ユザワヤ」も違うビルに建て替える工事をしていました。昔にしっていたお店も多くが変わっています。中通りにあるおもちゃ屋のオヤジがプラモデルを抱き合わせて売るので嫌でした。
昔、ユザワヤのあった建物の中には「ミリオン」なるゲームセンターがありました。 この駅に隣接している建物の2階から4階まで全部ゲームセンター。 しかもガラガラ。 暗い。 駅にくっついた建物でいきなりガラガラのゲームセンター。
井の頭線を降りた改札口すぐ右側に階段が伸びていてそこから子供ながらにゲームセンターは怪しげな光を発した場所でした。井の頭線の階段を降りると中央線
の改札につながる少し広い切符売場があります。井の頭線の改札へ行く階段を背にすると左手に行けば井の頭公園、右手に中央線の改札口。その中央線の改札口
を右手にいくとアートコーヒーなどがありまして再度、ミリオンの入り口が怪しく「いらっしゃ~い♪」と口を開けているのでした。しかも昔のゲームセンター
は中が暗かった。 僕が小学生のころですからもう30年も前の話です。
中にはいると電気はあまりなかった。入り口からホールの反対側に窓ガラスがあったきがする。そこから外の光が入ってきていた記憶がある。
子供の時にはゲームセンターに入る亊も冒険でした。自分の知らない世界でしたので。
その昔、↓こういう頭のお兄様方がいそうなするゲームセンターでした。
リーゼントに憧れる亊はあまりありませんでした。
でも重力に逆らう髪型は昭和のマンガの影響もありグッと感じるものがありました。
何故でしょうか小学校、中学校の時は前髪というものに思い入れがそうとうあるようでした。
髪を切りにいくと当然、近所の床屋的なおじさんなので前髪は容赦なく切られてしまうのでした。
小中学生にもホルモンの疼きというのはあるのに。
男子、頭がマンガとアニメと前髪とラジコンとゲームと若干、ホルモン。
「これで俺の男ポイントをグッとあがるはずなのに」とおもっていたのでしょう。
前髪で人生きまらないから安心しなさいと12才の僕をみたら教えてあげたい。
吉祥寺に行くと懐かしさがこみ上げてきます。 帰り道に打ち合わせでふらっと寄っただけだど、いつもの日常から離れた非現実的な空間。
ここの団子屋さんの耳たぶが凄く大きなおばあさんがもういないなぁとか。
昔のロンロンとかなんか彫刻みたいのが駅の入り口にほってあったような・・・・・
ロータリーも無くてロータリーがあったところには小さなお店がありました。
そこの牛丼屋で始めて牛丼を食べて丼の外側に米がくっついているのにドキッとした。
そういえば牛丼屋は「汚い」と親が言っていたような・・・・・・
懐かしさがこみ上げてきた時って頭の中だけではなくて身体でも感じる。匂いも感じる。僕だけ頭の中は30年前。独りタイムトラベル。 時間旅行というか僕が息をしているのはその時だけリアル20~30年前。
面白かった!!
今でもいつもと違う行動をするとあの時と同じような冒険ができたりします。いつもは通らない道とか。結局、ずっと面白いのでした。
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