2012年4月15日日曜日

バイオパンクス

70年代はコンピューターが社会のニッチの知恵だった。
ガレージから生まれて来た社会のはみ出しもの達の作ったものがここまで広がった。

2010年代の(倫理の賛否はあるものの)バイオパンクスといって自分たちで遺伝子を技術を駆使して大企業の癒着製薬会社とかにたよらずに社会が一歩明るくなるような事をやっている人達がいる。

もしくは南米の貧困社会の若い科学者が簡単にそろう機材でもって安く人々を救える方法を模索している。

ナウシカの原作の世界みたく遺伝子を人為的に操作することに人は危険を感じる。

しかし回りの生態系、自らの生態系に「知識」を用いて、我々の手足を通して働きかけることは古来、人間は行い続けてきた。 

高度な医学、遺伝子解析などが自宅でできるようになってきた。

自宅で生化学ができるような時代になってきた。

古代インド社会の医師達は社会のニッチにいたという歴史学の本を読んだ。
汚れである「血」「病」「死」と向き合う遊行の医師達。
太古の社会でタブーと向き合ってきた。

現代のバイオパンクスと少し姿が重なる気がした。

進む。 

止まらない。

個人的にはワクワクする自分も怖くなる自分も両方いる。


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